以前ご紹介したSFのような都市に変わりつつある中国。
今回の新型コロナの影響で大きく変化を遂げようとしている世界ですが、中国は一歩先に5G時代で予想されていたスマートシティ化しようとしています。

ロボットによる清掃の無人化
街中は新型コロナの影響でマスク無しで出歩くのが危険に今や世界中がなってきつつあります。
その中で、街を清潔に掃除と消毒をする作業員の代わりに機械が導入されています。
これだけ早く出せるという事は既に殆ど量産体制に入っていたという事になります。
5Gもいち早く導入している中国ですから、今回の一件により多くのデータが急速に取れた事でしょう。

検査、監視ロボット
サーモグラフィーによって熱を感知、そして体温が高いコロナウイルスに感染している可能性のある人が出歩いていた場合は即座にロボットによって見つかり、隔離されるという体制が出来ています。
様々な問題はありますが、防疫という意味では大きな成果が得られます。

人の情報は全てクラウドへ
そしてロボットが目や手足として動き、視認した情報は全てクラウドへアップロードされ、データーベースへと集約されます。
それによって国は国民を一元的に管理でき、だれが感染疑いがあるのか、また感染疑いがある人との濃厚接触した可能性すらもスマートフォンのアプリですぐに確認ができます。
表向きな治安は間違いなく良くなるでしょうが、生きた心地はしなさそうです。

5Gの通信技術により遠隔操作
圧倒的に通信の速度が上がった事により、機械を遠隔で操作が可能になって居ます。
部屋にいながらにしてロボットを操作して掃除等で仕事をする事ができる体制ができています。
スマートシティ
今後5Gによって様々な労働をロボットが行うようになるのは勿論
車は自動運転化され、あらゆる物はインターネットに繋がる
そんな世界になって行く様に変わっていきます。
そして都市のインフラ全てがインターネットに繋がって
「スマートシティ」と呼べる都市となって行くでしょう。
この先我々は数多の便利な物に囲まれ、それらを享受できますが
一挙手一投足までがデータ化され、何処かのデーターベースに集約されていく。
行動は常に予測されてしまうという恐ろしさがある一方
犯罪が未然に防がれたり、事故の際の映像がある事で泣き寝入りをしなければならない人が減っていくという利点もあります。
そこは、傍から見れば理想的な都市とも言えますよね。
ですが、果たしてそれは、幸福な未来と言えるのか、それとも…
それでは、また。